FP2級を取得しようと調べてみるとAFPという単語が出てくるけど一体何?と思う人もいるでしょう。
実際、私もFP初学者の頃はAFPって何?と思っていました。
FP2級とAFPの違いやAFPのメリットについての疑問に答えていきたいと思います。
当記事をご覧いただきありがとうございます。
私はFPの勉強が楽しくて1級とCFPまで取っちゃいました。
FP2級とAFPの違い
簡単な違いを説明すると、FP2級資格は国家資格でAFPは民間資格となります。取得難易度は同じくらいです。
FP2級に合格+日本FP協会が認定する「AFP認定研修」を修了することでAFPの資格が取得できます。
FP2級は一度取得すれば生涯有効な資格です。
これに対してAFPは日本FP協会に加入して入会金や年会費がかかります。そしてAFPは2年ごとに更新が必要となり、更新には継続教育単位が必要でAFPの場合は15単位が必要です。更新のためには研修を受けたりFPとしての講師や執筆などをして単位を取得しなければなりません。
継続教育単位を取得するための研修はいろいろあり、オンラインなどで受講できて費用が安くても2,500円ほどします。毎年年会費もかかります。
年会費は12,000円となっています。
AFPになるためには、AFPの認定研修を修了しなければならないし、2年ごとの資格更新には継続単位取得のための研修費用や年会費など手間やお金がかかります。
なんか、めんどくさいです。
では、どうしてそこまでしてAFP資格を取得して、資格維持をする必要があるのでしょうか。
AFPのメリットとは何??
AFPのメリット
AFPのメリットは以下になります。
FPに関する最新情報を得られる
会員向けに毎月発行される「FPジャーナル」という情報誌が送られてきます。FPに関する情報や実務に関することなど最新のデータなどを入手できます。
私もこの情報誌で時事や実務に関する最新のデータなどを参考にさせてもらっています。
継続教育によって、FP知識のブラッシュアップができる
FPの勉強を継続的にすることによって、自分の知識を最新の状態に維持することができますよ。
AFPは信頼性が高い
FP業務の知識を体系的に継続して学習していることにより顧客からの信用が高くなり、就・転職においては特に金融機関等へのアピールポイントになります。
FP同士での人脈やネットワークが広がる
日本全国に8ブロック、50の支部があります。FPフォーラム(講演会や相談会)を開催したり、FPの有志が勉強会を開催する「スタディ・グループ(SG)」というグループがあります。
まとめ
- FP2級は国家資格、AFP資格は民間資格で難易度はほぼ同じ。
- FP2級合格+AFP認定研修の修了=AFP資格を取得。
- AFPは日本FP協会へ加入し、入会金や年会費がかかる。2年ごとに更新が必要で継続教育単位が15単位が必要。
- AFPのメリットは、
FPに関する最新の情報が得られ、
継続教育学習によって知識のブラッシュアップができ、
顧客からの信頼性が高く、
FP同士での交流やネットワークが広がる。
最後まで読んでくれてありがとうございました。